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ガバナーメッセージ

ガバナー 諸岡 靖彦  地区スローガン「ロータリーから千葉を元気に」
 2019年8月


国際ロータリー第2790地区
2019-20年度 ガバナー
諸岡 靖彦 (成田RC)

 親愛なるクラブ会長・幹事各位ならびに会員の皆様、この1年間が充実した時間として共有できますよう、このマンスリーレタ-をお届け致します。
 人物の成長は心・技・体で決まります。心・技・体に余力が生じれば、年齢にかかわらず成長することができます。幼少期には身体が目立って成長し、青年期には技能や精神性が育ってゆき、身体能力はピークに達します。壮年期には技能がほぼ頂点に到り、精神力が充実してゆきます。老年期には、それまでの人生行路のすべての生活態度や行動の結果が、その人物の心・技・体つまり心身の健康度や技の完成度を決定付けます。ロータリークラブの盛衰も、人物の成長と同様ではないでしょうか!
 人は自身の成長を自覚できるうちは満足し、自信を持って生きていられます。しかしあなたのクラブ、あなたの事業、地域社会、家庭は順調に成長の途をたどってゆけるものでしょうか?
 人は誰しも体力か精神力か経済力の、いずれかの余力を失うと迷い、悩み、もがくことになります。そうでなければ、それはぬるま湯に浸かり切って、「安住」しているのです。体力の衰えは健康診断のデータでつかむことができます。それは医師の指導で生活上の危険因子を減らすよう努め、正常に戻すことができます。クラブ会長はまず、クラブの心・技・体の健康状態をつかむべきです。ロータリークラブは健康で、社会生活上有意義な活動を求められているからです。
 健康なクラブであれば、奉仕活動、親睦活動、会員増強活動に成果が現れます。クラブ会長の役割は、自クラブを成り立たせている基盤の健康状態をつかみ、これを改善し、時には改革という新しい方向を目指すよう指導力を発揮しなければなりません。奉仕、親睦、会員増強を担当する委員長に方針を示して意見交換の上、改善に手を付けるべきです。
 つまり会長が夢を語り、決意を示して、会員同士が話し合って、自クラブの理想像を共有し、道筋をつけて、クラブ協議会で決議するのです。5年後にどんなクラブになりたいのか!の目標を立て、年次ごとの段階計画を立案します。これがクラブ戦略計画です。
 そしてクラブ戦略計画委員会をつくり、継続性を保ちながら年次ごとの改善を進めるのです。戦略計画の中に、親睦、奉仕活動、会員増強、クラブ運営、リーダーシップ養成、ロータリー情報研修などの項目を整えましょう。
 そして、いよいよ会員増強(会員の定着を含む)活動に励むことができるのです。親睦活動(会員の交流、仲間とよく知り合って、同志として絆を深める)を盛り上げ、奉仕活動に心を合わせて取り組みましょう! こうして元気なクラブが生まれます。元気なクラブは元気な会員を育てます。元気な会員がさらに元気な良いクラブを創ります。会員増強は親睦活動、奉仕活動を盛り上げて、クラブをさらに強く元気にします。会員増強はやがて新クラブ(RCでもRACでも衛星クラブでも)を生み出すことにつながります。会員増強は戦略計画という仕掛けによって、クラブの心・技・体を成長させる入り口となり、クラブを成長させる大きな原動力となるのです。
2019年07月
 地区スローガン「ロータリーから千葉を元気に」
 2019年7月


国際ロータリー第2790地区
2019-20年度 ガバナー
諸岡 靖彦 (成田RC)

 令和の御代のロータリー年度が動き出しました。振り返れば平成の30年間は、歴史上大きな転換点となる峠をいくつも越えて来たように思われます。
 世界的にはベルリンの壁が崩れて(1989・平成元年11月)東西冷戦は終結しましたが、その後は思ってもみなかった、全く違う政治的社会状況が現われてきました。リーマンショックは世界同時不況を招き、各地で多発するテロは各国を身構えさせ、局地紛争は難民をつくり、政治は極右に傾き、ITが政争の具となり米中貿易摩擦に至ります。大きな世界情勢も身近な生活社会の状況にも、格差と対決、そして分断が進んでいます。
 国内ではバブル株価崩壊(1990・平成2年初)に端を発した金融崩壊や産業再編に至る未曽有のデフレ局面、「アベノミクス」という政府と日銀の金融・財政総動員政策の下に、漸く経済成長が復活した局面、湯水のごとく市場にマネーを投じても思い通りに経済も社会も浮上しない今の局面と、混沌がなおも続いています。阪神・淡路大震災、東日本大震災をはじめとした大自然が全国各地で牙を剥き、災害が続発し、多くの犠牲者を出しました。少子高齢社会、働き方改革が叫ばれていますが、うまく適応できず、人手不足は深刻さを増しています。見えないところで地域社会の空洞化が進んでいることが心配です。
 ロータリーを巡る状況にも、それらの出来事は大きな影を落としています。マローニー会長は先の国際協議会で、会員増強が直近20年間で足踏みを続けてきていることに強い危機感を表明しています。かつてないほどに分断されている世界を再び結び付ける力は「ロータリー」にこそあります。ROTARY CONNECTS THE WORLD! 「ロータリーは世界をつなぐ」、その役割を担うのは私たちロータリアンです。世界で比類なき基盤を有するロータリーを通じて、人類のすばらしい多様性とつながり、奉仕と友情、そしてコミットメントを通じて世界の人々とつながり、ロータリーを成長させましょう。新しい会員モデルをつくり、入会への新しい道を開き、新しいニーズにかなうロータリークラブとローターアクトクラブをつくりましょう。これがマローニー会長の念願です。
 ロータリーの未来を形づくるのはクラブです。刻一刻と変化する現実に対応するために、ロータリーはクラブに注力してゆかなければなりません。地域に根ざすクラブは柔軟性と刷新性をもって、戦略計画を立て、地域の可能性を求めて誇りを取り戻さなければなりません。地区ロータリーを元気にするために数値目標を立てました。地区3,000会員、300女性会員、30会員未満のクラブの基盤強化、3クラブ(RCでもRACでも衛星クラブでも)新設を目指します。そしてロータリーから千葉を元気に!していきましょう。

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