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ガバナーメッセージ

ガバナー 青木 貞雄  地区行動指針「伝統と未来」~誇りと連帯感~
 2019年5月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー
橋岡 久太郎 (佐倉中央RC)

- 「青少年奉仕月間」によせて -


 新緑が目に眩しい季節となりました。4月20日にはアパホテル&リゾート東京ベイ幕張に於いて諸岡年度の地区研修・協議会が開催され、次年度へ向けた活動が正式にスタートいたしました。各クラブの会長エレクトをはじめ役員の皆樣も新しい年度へ向けた準備に身が引き締まる思いでいらっしゃる事と思います。
 しかしながら、今年度もあと2ヶ月残っています。ちょうど、一年前の地区研修・協議会でご説明し、ご協力をお願い申し上げました地区の運営活動方針とそれに沿った目標の達成へ向けて、年度が終わる最後の1日まで邁進して参りたいと思います。
 今年度、特に皆様にお願いしたMyROTARYへの登録は、先日の地区研修・協議会でも表彰させていただきましたが、3つのクラブ(大原RC、八千代RC、千葉RC)が100%登録をして頂き、登録率も26%になりました。また、20~30代の若手会員、女性会員の増強については皆樣のご尽力のお陰で着実に増えている事に感謝申し上げます。しかしながら、例年6月末になると退会者が多くなる傾向にあります。奉仕活動を通じてより良い世界を築くには樣々な分野の多くの仲間が必要です。ロータリーの素晴らしさ魅力についてお一人おひとりが声にして、仲間と共有してください。未だロータリーの魅力を感じ取れないロータリー歴の浅い会員には、経験の長い会員の皆樣が丁寧に導いて差し上げてください。
 今年度、寄付目標としてロータリー財団への年次寄付は会員お一人当たり150ドル、寄付ゼロクラブ達成の継続、米山記念奨学会への寄付は会員お一人当たり15,000円と寄付ゼロクラブの解消をお願いしております。残り2ヶ月、各クラブの皆樣にお力添えをお願い申し上げます。
 さて、今月は「青少年奉仕」月間です。ロータリーは若い世代のリーダーがリーダーシップのスキルを身につけ奉仕の価値観を学べるように様々なプログラムがあります。
 インターアクトは12歳~18歳の青少年で構成され、他人のためになる奉仕活動の奨励と実践や指導力への自己形成などを行っています。ローターアクトは18歳~30歳までの青少年がリーダーシップや職業スキルを磨き、楽しみながらボランティア活動を行います。RYLAではウォークラリーを通じて集団の中で自身がなすべきことを考え、自らリーダーとして行動ができるようになれるための研修を行います。青少年交換は16歳~18歳未満の高校生同士を1年間海外のロータリークラブと交換することにより、その国の言語を習得し、文化を直接体験して国際理解と親善を推進することを目的としています。
 若者の国際交流が自国と他国の良さ素晴らしさを学び、真の交際人を育成し国際社会に明るい未来を構築できると思います。
 今年度は、バリー・ラシン国際ロータリー会長と約束した、地区内に2つの新ローターアクトクラブ(千葉マリーンローターアクトクラブ(千葉若潮RC提唱)・佐倉中央ローターアクトクラブ(佐倉中央RC提唱)ができます。
 これを期に皆樣方の更なるローターアクトクラブのご理解とご支援をお願い申し上げます。
 今時の若者は、ゆとり世代、さとり世代と言われ、協調性がない、競争心がないといわれることもありますが、キラリと光る彼らのポテンシャルを引き出して次世代へ送り出すのが我々ロータリアンの大切な使命の一つだと思います。
2019年04月
 地区行動指針「伝統と未来」~誇りと連帯感~
 2019年4月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

- 「母子の健康月間」によせて -

 日差しが柔らかく、桜前線が日本を縦断しております。新生活がスタートする4月となりました。新しい制服やスーツに身を包む若者の少しの緊張と多くの希望に満ちた顔つきを見ると、こちらまでエネルギーを貰う気持ちになります。
 諸岡靖彦ガバナーエレクトの年度も、2月16日のPETS(会長エレクト・トレーニングセミナー)第一回目から始まり、地区チーム研修セミナー、PETS第二回目、そして4月20日に行われる地区研修協議会を経て着々と次年度をスタートさせる準備を整えていらっしゃいます。
 各クラブの会長エレクトの皆樣も自クラブの次年度の運営に向け準備を整えている最中だと思います。次年度も素晴らしい年度となりますよう祈念申し上げます。一方で今年度もあと3カ月あります。ここまで地区運営を行えたのはひとえに地区内ロータリアンの皆樣お一人お一人のお力添えあってのことと、心より感謝、御礼申し上げます。
 加えて5月20日(月)の地区大会記念ゴルフ大会(於:久能カントリー倶楽部)、6月14日(金)のフェアウェルパーティー(於:ホテル ザ・マンハッタン)についても引き続き皆樣方のご協力とご参加を宜しくお願い申し上げます。
 今月は「母子の健康月間」です。日本では実感しにくいところではありますが、毎年、5歳未満で命を落とす子どもは、世界で推定590万人もいます。その原因は、
栄養失調、適切な医療や衛生設備の欠如など、どれも予防が可能なものばかりです。しかし、これらの問題を解決するためには、貧困をなくし、衛生面を向上させ、男女平等に教育の場を設けるなど、多方面にわたる取り組みが必要です。ロータリーはこの「母子の健康」を最も継続を必要とする活動として6つの重点分野の一つと位置付け支援を行っています。
 今すぐできる具体的な支援活動としては、ガバナー公式訪問の際にも特にお願いを申し上げました「EndPolio」へのご協力でございます。ポリオ撲滅は目の前まで来ています。ポリオが撲滅することにより多くの子どもたちの命が救われます。今年度、ロータリアン共通の奉仕活動としてあと少し、各クラブでロータリー財団へのお力添えをお願い申し上げます。
 母子と健康に関して、戦後日本の母子の健康と福祉の増進は著しい進歩を遂げています。しかし近年、幼い子にしつけと称し虐待を加える痛ましい事件を目にすることが多くなり心を痛めております。
 私たちの日本は、子どもに世界最高レベルの安全で清潔な環境、充分な栄養と医療を受けられる環境を整えました。それが親からの虐待により命を落とすという許しがたい現実、今後真剣に考えていかなければならないと思います。
2019年03月
 地区行動指針「伝統と未来」~誇りと連帯感~
 2019年3月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

- 東日本大震災から学ぶこと -

 2011年3月11日の東日本大震災から今年で9年になります。
 死者15897人、行方不明者2534人(2018年12月11日現在)建築物の全壊・半壊は合わせて40万戸以上という甚大な被害をもたらしました。その間、政府やボランティアの支援と努力により、インフラの復旧が進められておりますが、今も5万人以上の方が避難生活をしており、家族や友人を失った悲しみが癒えない方々が多い中、不自由な生活を送る方々、孤独死など抱える問題は多様化しており、決して過去の事ではなく今後も長期的な支援が必要な状況です。被災地の方々が本当に安心して暮らせるように、私たちはこれからも、被災地に心を寄せてまいりましょう。
 そして、地震大国である日本は今後、いつ大きな地震が起こるか解りません。関東地方や太平洋に面した東海地方では、今後30年以内に首都直下地震や南海トラフの巨大地震などが想定されています。東日本大震災を教訓に日ごろから家族とともに災害に備え準備をしておいて下さい。
 災害が起きることで日本の豊かさに気付く事があります。普段、我々は蛇口をひねれば水が出て、美味しいか不味いかは別として飲料水として使用できます。毎日温かい湯船に浸かり1日の疲れを癒すことを楽しみにしている人も多いことでしょう。しかし、災害によりライフラインである水道が止まると、水を得るために長蛇の列を作り、重い水を運ばなくてはなりません。風呂にも浸かれない日々。東日本大震災の時には液状化により浦安や習志野の下水道が不通となり相当の苦労があったと思います。その当時の被災者の方々の疲弊しきった表情は今も目に焼き付いています。
 「日本人は水と安全はタダと思っている」という言葉があるように日本では水は安全でいつでも使用できて当たり前のものですが、発展途上国では汚染水で病気になる人や命を落とす人が後を絶ちません。病気になった原因の80%は、汚れた水によるものだといわれており、コレラや腸チフス、赤痢などの恐ろしい感染症の大きな原因となっています。安全でない水を飲んだこと(飲まざるを得ない)で起こる下痢性の病気によって、8秒に1人の子どもが死亡しています。また、水汲みが伝統的に女性や子どもの仕事とされている国では、女性が安全な水を求めて毎日10キロメートル以上も歩いて運ぶことも珍しくありません。もし安全な水が身近に手に入る環境が出来れば、健康上の問題だけでなく、今まで水汲みのために時間を奪われていた子供たちも学校に行く時間が作れるようになり、女性もさまざまな職業に就く機会を得られるようになります。子どもの教育水準向上や女性の社会進出が促進される事は経済発展にも繋がります。
 今月は「水と衛生月間」です。皆が笑顔で水を飲めるような世界にするために、私たちロータリアンに何が出来るかを考えて参りましょう。
2019年02月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2019年2月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

一陽来復

平和を願う

 2019年も早いもので、ひと月が過ぎました。寒い日が続いておりますが、皆樣いかがお過ごしでしょうか。1月12日から一週間、アメリカのサンディエゴにて国際協議会が開催されました。その席で2019-20年度RI会長のマーク・ダニエル・マローニー氏より、会長テーマ 「ROTARY CONNECTS THE WORLD(ロータリーは世界をつなぐ)」が発表されました。国際協議会の詳細については、諸岡ガバナーエレクトより3月号のガバナー月信で報告して頂きたいと思います。
 2月と言えば、2月23日は私たちロータリアンにとって特別な日です。
1905年2月23日、シカゴで弁護士として働いていたハリスが、職業人が集まって智恵を寄せ合い、友情を培うことのできる場をつくる目的で友人3人と初めてロータリーの会合をシカゴのディアボーン・ストリートにあるユニティー・ビル711号室で開きました。
 国際ロータリーは、この2月23日をロータリーの創立記念日と定め、この日に合わせて、ロータリークラブは特に国際理解、友情、平和を呼び掛けています。
 そして、2月は「平和と紛争予防/紛争解決」月間となっております。昨年、紛争や迫害によって住むところを失った人びとは6850万人(国連難民高等弁務官事務所調査)もおり、その半数が子どもだと言われています。紛争の当事者よりも一般市民や子どもが直接攻撃を受け、人間の盾として使われ、殺され、怪我を負わされ、無理やり戦闘のため徴兵されています。武力紛争の影響下にある国で暮らす何百万人の罪のない子ども達の未来が危険に晒されているのです。これは断じて許されることではありませんし、深刻な事態として、世界の人々がもっと声をあげるべきだと思います。
 ロータリーでは6つの重点分野の一つとして「平和と紛争予防/紛争解決」について特に力を入れ、紛争地域における平和構築の支援、平和と紛争予防/紛争解決に関連した仕事で活躍していくことを目指す専門職業人のための奨学金支援に取り組んでいます。また、ロータリー財団では毎年100名までを平和フェローとして選出し、世界各地の6つの有名大学に設置されている「ロータリー平和センター」で修士号または専門修了証を取得するため奨学金を提供しています。我が国では国際基督教大学に「ロータリー平和センター」が設置されています。卒業生の多くは、各国政府、NGO、国連や世界銀行などの国際機関に就職、または法律関係や教育分野でキャリアを築き平和な世界が訪れることを目指して活動しています。
 「平和と紛争予防/紛争解決」をクラブで取り組むには、確かにハードルが高く感じることも多いと思いますが、まずは「マイロータリー」などで他クラブの平和と紛争予防についての取り組みについてご覧頂き、クラブで地域でロータリー平和フェロー候補者を探すなど、ロータリアンとしてお一人お一人のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2019年01月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2019年1月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

一陽来復

新年を迎えて

 新年、明けましておめでとうございます。皆樣におかれましては、ご家族や親しい方々と穏やかな新春を迎えられたことと思います。
皆樣にとって今年一年が健康で輝かしい年となりますようお祈り申し上げます。
 いよいよ30年続いた平成も残り4カ月となりました。4月30日に現天皇陛下が退位され現皇太子殿下が新天皇として即位されます。天皇陛下の生前退位は200余年ぶりとのことです。新天皇即位に伴い元号が改まりますが、次はどのような元号になるのか興味深く感じております。
 また、10月1日には4年半ぶりに消費税が8%から10%に増税し、同時に軽減税率制度が導入されます。このように今年は日本にとって大きな変動の年となることと思いますが、前もって変化が解っているものには心構えもし、対策もとれます。一番の心配は自然災害です。昨年は水害や地震など本当に心を痛めることが多かった一年でした。今年は災害の無い穏やかな年となることを願っております。
 さて、今月は「職業奉仕月間」です。「職業奉仕(=VocationalService)」の定義については翻訳の解釈も含め多くのロータリアンによって議論がなされています。職業奉仕の概念は、「ロータリーの目的」の第2項『職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会としてロータリアン各自の職業を高潔なものにすること』を土台としており、その指針となるのが「四つのテスト」であると思います。しかし、これは直接的な職業奉仕活動とはいえないのではないでしょうか。我々は職業人、中でもリーダーの集まりです。職業人の究極の目標は変化の波を上手に乗り越えて仕事を存続させることです。そして、なりわいとして適正な報酬を得て、その中で得た一部を社会に貢献する事が実践的な職業奉仕であると思います。その目標を達成するために必要なのが「ロータリーの目的」であり、「四つのテスト」の順守であり、「ロータリーの行動規範」であると思います。皆に公平に、相手を思いやり、皆の幸せを考えて自己の職業に誇りを持って邁進するべきです。
 また大切なのは、同じように高潔な職業観を持つ仲間を増やすことです。ロータリークラブは異業種人の集まりです。樣々な職業の仲間が増えることでお互いの職業を理解することで、お互いに研鑽し合う事が出来ると思います。
2018年12月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年12月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

一陽来復

 12月に入り、皆樣におかれましては年末までの日々、ますますご多用にお過ごしのことと存じます。
 私が7月にガバナー就任してから半年目の月となりました。8月1日に松戸RC・松戸北RCからスタートした公式訪問は、先月の27日に四街道RCと自クラブである佐倉中央RCで終了となりました。83クラブ、計41回の公式訪問で皆樣のクラブを訪問させて頂き、今年度の国際ロータリーバリー・ラシン会長テーマと私の地区活動方針をお一人お一人にお伝えし、また各クラブの個性あふれる充実した活動内容や地区の運営に対するご意見を伺う事ができ、忙しくも非常に有意義な日々でした。
 会長・幹事をはじめクラブの皆樣に改めて御礼を申し上げます。
 地区大会も無事に終え、ようやく少しゆとりが出てきたように感じております。
 12月は各クラブで年次総会が開催され、次々年度の会長・幹事の選出が行われます。
 今年度もまだ半分以上ありますので皆樣の「インスピレーションになろう」を愉しまれてください。
 さて、12月というと思い浮かべるのは冬至ですが、冬至とは二十四節気の一つで、北半球において太陽の位置が1年で最も低くなり、昼の時間が最も短い日です。太陽の位置が1年で最も高くなる夏至と日照時間を比べると約5時間の差があるそうです。昼の時間が最も短い日ということは、翌日から昼間の時間が少しずつ長くなって来ますので「一陽来復」とも言われ、冬が終わり春になる、これからどんどん運気が良くなる日といわれています。そして、冬至といえば日本では「ゆず湯」に入り「かぼちゃ」を食べる事が風習となっています。ゆず湯はもともと「一陽来復」を迎えるための禊の意味で用いられていましたが、ゆず湯には血行を促進して冷え性を緩和したり、体を温めて風邪を予防したりする効果があります。南瓜やレンコン、銀杏、を食すのは「ん」の付く食べ物を食べて「運盛り」をするという風習から来ています。このように昔の人は季節の中に上手に風習を織り込んで健康を維持する智恵を持っていたように思います。地区大会でご講演頂いた文化功労者の村田吉弘氏は和食のユネスコ世界無形文化遺産登録の立役者です。高級な懐石料理ではなくおばあちゃんがつくる普通のごはんを世界の遺産に登録することで、日本人の伝統的な食文化を守り未来に繋ぐことが出来ると話されました。まさに今年度の地区テーマ「伝統と未来」について食文化を通じてご理解頂けたのではないでしょうか。
 今月はロータリーの6大重点項目の1つである「疾病予防と治療月間」です。国際ロータリーが特に推奨しているポリオの撲滅から予防接種の研究、きれいな飲み水の確保、衛生設備の整備など、さまざまな取り組みがあります。このような支援活動と共に、日本の素晴らしい伝統的な風習を取り入れ、御自身の疾病予防にもご留意頂き、素晴らしき新年をお迎えください。
2018年11月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年11月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

ポリオ撲滅へのカウントダウン

 10月27~28日に行いました地区大会には多くの皆樣にご参加頂き、ありがとうございました。約2,000名のロータリアンとロータリーファミリーの方々と集う2日間は見事にして素晴らしいものでした。
 さて、今月は「ロータリー財団月間」です。ロータリー財団の歴史は1917年のアトランタ年次大会の会場で、当時のアーチ・C・クランフ会長が「世界でよいことをするための基金を作るのが、極めて適切だと思われます」と提案したことから始まります。基金への初めての寄付はカンザスシティロータリークラブからの26.5ドルでした。約10年後の1928年には「ロータリー財団」と正式に命名され、100年の間に教育の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトにこれまでに約30億ドルの資金を提供してきました。資金の90%以上が奉仕プロジェクトに直接活かされており、チャリティナビゲーターによって慈善団体への最高評価である4つ星を与えられております。
 このような素晴らしいロータリー財団の活動の中で、私が今年度特に皆樣方にお願い申し上げたいのは「ポリオプラス・プログラム」へのお力添えです。
 1985年にポリオプラス・プログラムを開始した当時は、全世界で毎年125ヶ国35万件以上の発症が確認されていましたが、この33年間で世界中のロータリアンとメリンダ・ゲイツ財団等のポリオプラス・パートナー団体からの寄付金約18億ドルで、25億人以上の子供に予防接種を行ってまいりました。その効果でポリオの症例は99.9%以上減少し、1988年に35万件だった症例数は、今年の9月には何と17件になりました。
 2018年1月のサンディエゴでの国際協議会の時に、担当責任者から今年度には「ポリオ発症0宣言」が出せるかもしれないとの報告がありました。発症0が3年継続すると「撲滅宣言」になります。本当にあと1歩の所まで来ているのです。公衆衛生の投資の中でも、「予防接種」の費用効果は非常に大きいのです。世界からポリオがなくなれば、医療費が2035年までに最高で500億ドル削減されるという費用効果があります。そして何より体の自由を奪うこの病気によって子どもがマヒに侵されることは二度とありません。
 ポリオ撲滅のために出来ることはたくさんあります。まずは、「ポリオプラス」への寄付。そして、「ロータリーカード」の活用。ロータリーカードはご利用金額の0.3%がカード会社よりロータリー財団に送金されポリオ撲滅に役立てられます。そして貯まったポイントは財団に寄付も出来るのです。一番大切なのはポリオの現状について知り、皆で情報を共有し、発信していくことです。
 それが、共感を得てますます大きな力になっていくと思います。
 お一人ひとりが行動し、歴史的な瞬間を心一つにして迎えようではありませんか。
2018年10月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年10月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

おかげさまにて3ヶ月

 記録的な猛暑もやっと落ち着き、ようやく過ごしやすくなって参りました。
 今年度も3ヶ月が過ぎました。8月1日から始まった公式訪問で83クラブを順に訪問させて頂いておりますが、クラブの皆樣方と触れ合い、各々のクラブの個性あふれる奉仕親睦活動の状況を伺う貴重な時間に感謝申し上げます。
 今月は、「経済と地域社会の発展月間/米山月間」です。経済と地域社会の発展については良き機会に私見を述べさせて頂くとして、今月は日本独自の米山奨学事業について考えてみます。時折「裕福なアジアの子弟を支援するよりも日本の学生を支援したほうが良いのではないか」「奨学生の国籍が偏っている」というような声を耳にしますが、今一度米山奨学事業が発足した経緯と目的を振り返っていただきたいと思います。米山記念事業は1952年に東京ロータリークラブが「今後、日本の生きる道は平和しかない。それをアジアに、そして世界に理解してもらうためには、一人でも多くの留学生を迎え入れ、平和を求める日本人と出会い、信頼関係を築くこと。それこそが、日本のロータリーに最もふさわしい国際奉仕事業ではないか」との思いで、ロータリー創設に貢献した米山梅吉氏の功績を記念して米山奨学制度を発足しました。5年後には国内全クラブの合同事業として「ロータリー米山記念奨学委員会」が結成され、全国組織となりました。米山奨学金制度と他の奨学金制度の大きな違いは、米山奨学金制度は単なる経済支援ではなく、将来母国と日本の懸け橋となる若き優秀な人材を支援するという民間による平和外交の意味合いが強いのです。米山奨学生は世話クラブとカウンセラーにご協力頂き、月1回の例会出席などを通じて交流し、国際交流だけではなくロータリー精神も学ぶ機会になります。奨学生にとってもカウンセラーという心強い後ろ盾がおり、異国での生活でも不安なく過ごすことができます。
 本年度も約800名の奨学生が日本で学んでいます。当地区は27名の奨学生を受け入れております。彼らを支えるのが皆樣のご寄付です。今年度、米山記念奨学会への寄付目標をお一人15,000円とさせて頂きました。未来の国際親善を担う優秀な若者を育てるという主旨をご理解いただき、皆樣の更なるお力添えをお願い申し上げます。
 最後になりましたが、10月27日(土)~28日(日)に地区大会を開催いたします。
 地区内のロータリアンが一同に会し親睦を深め、学ぶ貴重な機会です。皆樣方のご参加をお願い申し上げます。地区大会第2日目(28日)は、米山梅吉翁と親交のあった阿部志郎先生にご講演頂くことになっております。米山梅吉翁のご近所に住み、米山翁に憧れた少年は現在、社会福祉の第一人者でいらっしゃいます。米山記念奨学委員会の冨一美委員長のお計らいに感謝申し上げます。
2018年09月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年9月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

基本的教育と識字率向上月間によせて

 世界で初等教育学齢期の子ども11人にひとりが学校に通えない一方、青年期の子どもの場合は5人にひとりが通えず、世界中で読み書きのできない15歳以上の人の数は、7億7500万人。これは、全世界の成人の17%にあたります。学校に通っていない子どもは世界に6700万人。特に女性の非識字率は顕著で世界の非識字率人口の64%を占めていると言われています。世界183ケ国の中で識字率99%以上の国は日本も含め46ケ国ある一方で、70%に満たない国が35ケ国、30%にも満たない国はエチオピア、マリ、スーダンなど5ケ国あります。
 基本的教育と識字率向上は、皆樣方がご存知のように、ロータリーの6つの重点項目の1つに挙げられています。私はこの重点項目の中でも特に「基本的教育と識字率向上」が重要だと思っております。その理由は、彼らに基本的教育を提供し、識字率を上げれば他の樣々な問題を解決する糧になると考えるからです。全ての女性が初等教育を修了すれば、妊婦の死亡率は66%減少する。読み書きのできる母親を持つ子どもは読み書きのできない母親の子と比べて、5歳以上まで生き延びる確率が50%高い。低所得国で全生徒が読み書きを習得した場合1億7,100万人(全世界の貧困の12%に相当)が貧困から抜け出すことができる。このようなデータがあります。つまり、識字率を上げることで、貧困を減らし健康状態を改善し、地域社会の発展につなげることができるのです。
 我々の地区でも幾つかのクラブがロータリー財団の補助金プロジェクトを使って識字率向上のための活動をしていますが、学校があまりに遠くて通えない発展途上国の子どもたちに日本のリサイクル自転車を送る活動も識字率向上の取り組みの一つです。
 今回は、識字率向上のための活動をしている2つのクラブの取り組みを紹介します。
 また、MyRotary(マイロータリー)には世界のロータリアンの基本的教育・識字率向上プログラムの素晴らしい成果が掲載されています。それらを参考にして頂き、ぜひ皆樣のクラブでも、地区補助金やグローバル補助金を利用したプログラムを実践して頂きたいと思います。
2018年08月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年8月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

会員増強月間によせて

 能の源流をたどると、遠く奈良時代までさかのぼります。中国大陸から伝来した「散楽」と日本の芸能が融合したものが原型といわれています。その後、時の有力者たちに庇護され少しずつ形を変え桃山時代には舞台の樣式も確立され、能面の型もほぼ決まるなど、現在に続く能の形式が整いました。
 そして2008年にはユネスコ「人類の世界無形文化遺産」第一号に認定され、700年以上も続いてきた舞台芸術としての価値が国際的に認められるにいたっております。私は尊敬する先達の師の思いを受継ぎつつ、海外公演を積極的に行うなどして能の更なる発展を目指している中、1月14日の国際協議会に於いて発表された国際ロータリービジョン声明を聴き、まさに「伝統と未来」であると感じました。
 バリー・ラシン会長は、「ロータリーの会員数は、この20年間ずっと120万人程度で低迷しています。成長しておらず、会員の高齢化が進んでいます。活動を通じて変化をもたらすための知識や意欲をもたないクラブが、あまりに多すぎます。ロータリーが世界でどんな活動をしているのかを知らず、ロータリーと財団のプログラムを知らないクラブ、参加方法がわからないクラブもあります。ロータリーは会員制組織です。ですから、奉仕活動を通じてより良い世界を築きたいと願うなら、会員を大切にしなければなりません。」と、述べられました。
 私たちはこの言葉を真摯に受け止めなければなりません。今こそ「ロータリークラブとは」「ロータリアンとは」の世間一般からの問い掛けに一人一人が明確に自分の考えで答えられる様に、改めてロータリーの素晴らしさを再考する時だと考えます。日本のロータリーが100年近い歴史の中でロータリー創世以来の理念を忠実に守り実践してきた良き伝統を誇りに思い、胸を張って継続して行くべきだと考えます。伝統に加えて新しい風を吹き込むべく、特に女性会員と30歳代の若い会員の参加を推進しましょう。活気あるクラブづくりのためにフェローシップ・親睦活動委員会と協力して地区内の会員相互の交流と親睦を推進し、既に活動活躍中の野球・二輪の会・女性・婦人サークル等を支援助成して参ります。未だ参加した事が無い方も、ぜひ今年度は参加して「誇りと連帯感」で、ロータリーの仲間を増やしましょう。
 広報・公共イメージ向上委員会には、ロータリーの素晴らしい活動を積極的に内外に周知して頂きたいと思います。ロータリー研修委員会は、ロータリーの奉仕(サービス)とは何かを再考し、グループの情報研修会をガバナー、ガバナー補佐と協議して研修リーダー、サブリーダーと共に開催し協力して頂きます。RLI推進委員会は、RLI方式によるロータリーの情報提供及び考査を広く会員に紹介し参加を促して頂きます。
 地区ロータリアンの皆樣が手を取り合い、自分自身の中で、地域社会で、そして世界で、良い変化を生むために、誇りを持って行動していくことが、バリー・ラシン会長のロータリービジョンに対する答えとなり、自ずと活気あるクラブ活動、会員増強へと導いてくれると思います。
2018年07月
 地区行動指針「伝統と未来 ~誇りと連帯感~」
 2018年7月


国際ロータリー第2790地区
2018-19年度 ガバナー 橋岡久太郎(佐倉中央RC)

 「おまーく」この掛け声で五色の揚幕が上がり能のシテ(主役)は舞台に出て行きます。
 いよいよ2018-19年度の幕が上がりました。クラブの会長、幹事、委員長をはじめ、会員の皆樣におかれましては、新しい年度へ向けて練り上げた台本を手に、まさに檜舞台への一歩を踏み出された事と思います。
 2018年1月14日、RI国際協議会の初日に行われたバリー・ラシン会長は講演の中で、本年度テーマ「BE THE INSPIRATION」日本語訳では 「インスピレーションになろう」を掲げられました。併せて、低迷する会員数と高齢化を危惧し、それぞれのクラブ、ロータリアンがインスピレーションを働かせてロータリーに変化をもたらす発想の転換を行い、新発想のもとにロータリーを活性化させることが重要だとしてRIビジョン声明「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています。」を発表されました。
 バリー・ラシン会長のテーマとRIビジョン声明を踏まえて、私は今年度の地区テーマを「伝統と未来」~誇りと連帯感~としました。伝統とは、前年度会長イアン・ライズリー氏が言われた100余年におよぶロータリーの歴史と「4つのテスト」であり、他団体との明確なる違いです。未来とは、間もなく訪れる「レガシー・ポリオゼロ」宣言です。
 誇りとは、ロータリーは世界中の人生に前向きな素晴らしい人々が集う団体である事を感じる事、連帯感とは、地域、世界で貢献している会員たちが信頼の絆で友情を育んでいる事です。
 世界のロータリーは、激動変革の時代を迎えています。日本のロータリーもその流れから外れる事は許されません。しかし、日本のロータリーが100年近い歴史の中でロータリー創世以来の理念を忠実に守り実践してきた良き伝統を誇りに思い、胸を張って継続していくべきだと考えます。伝統とは、継続してきた旨を理解し守るものですが、同時に立ち止まってはいけないものでもあります。
 前年度ガバナー寺嶋哲生氏の示された「理念と実践」を継続しつつ、バリー・ラシン会長の示された「インスピレーションになろう」を地域で、地区で、世界で、それぞれの感動・心を打つ、魂を揺さぶる新たなる人道的サービスに取り組みます。
 その為に、国際ロータリーの指針や活動を解りやすく地区の皆様に伝え、ロータリー財団(特にポリオ撲滅)・ロータリー米山記念奨学会への更なるご理解とご協力を賜るべく努力します。また、委員会の合理化とスリム化を進め分かりやすい地区組織を構成します。地区戦略委員会からの提言を受け、中長期の持続可能な地区奉仕活動を推進します。ロータリーの素晴らしい活動内容と偉大なる功績を会員に周知して参加の喜びを実感して頂く事で会員増強に努めます。
 伝統ある国際ロータリー第2790地区ガバナーの任は重責ですが、皆樣方のお力添えを頂戴して地区内全てのロータリアンの皆樣の為に一生懸命に務める所存でございますので、ご支援ご協力を宜しくお願い申し上げます。
 「おまーく」の掛け声を掛けるのは、皆樣です。

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2018-19年度
国際ロータリー第2790地区
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